鹿の角を求めて ~アイヌゆかりの地を巡る旅 最終回~
所要時間 5分
おばんでございます!! 馬ジローです
本稿3話目の続きとなります
第一回ウポポイのポーズを
決めよう選手権(非公式)
が決まることは無く
その場を後にした馬ジロー達
『あ~もうお家帰りた~い』
『もうとっくに鹿の角は手に入った
訳ですし、頃合いではないですか❓』
確かに2人の言う通り
ですが私にはどうしても行きたい
場所があったのです
それは
アイヌ語でカムイ(神)の名を
与えられた由緒ある岬で
との儚きラブストーリーが語り継がれる
正に聖地とも言える場所です
『こっからどの位掛かるの❓』
『4時間位だな』
『もう2時になりますよ』
『飛ばせば夕方には着くだろ❓』
『止めてよ~ 運転下手だって
皆から言われてるでしょ❓』
はい 自覚しておりやす
『俺の本気見せてやんよ』
『事故るなら自損でね💖』
『マリカーで鍛えた実力をな!!』
『せめてイニD‼️』
向かうは積丹半島
支笏湖に立ち寄り
倶知安を抜け
爆走する事2時間余り
無事積丹の海に到着しました
眼前に拡がる日本海は
苫小牧で見た太平洋の
穏やかさとは異なり
荒さと激しさを感じさせます
それはあたかも
源義経とチャレンカの
恋の様…
そして刻は4時45分
ついに神威岬の入口に到着‼️
『ようやく着いたね』
『この地で起こった事って…』
気になる方はコチラ
チャレンカの想いを知りつつも
大儀の為に愛する女性との別れを選んだ
源義経 何という男気であろう
それを思えば・・・
この地こそ我に相応しい…
(いや、モテないだけでしょ)
するとおじさんが出てきて…
今日はもう終いだよ
えっ・・・
よくよく見ると
そりゃないよ~~(涙)
『ちょっとありえないんだけど⁉️』
『普通事前に調べますよね‼️』
『まさか4時30分に閉まるなんて…』
『もう サイアク…』
『散々振り回してどうするつもり❓』
はるばるここまできて
おめおめ引き返す訳にいきません
新たな目的地を探してみると
オラ、ワクワクしてきた✊
道中に神威神社を発見
階段を上り
本堂へ到着
どうか
お金持ちにしてくだされ👏
(他力本願かよ・・・)
目的地の駐車場に到着
早々思わぬ敵に襲撃を受けます
それは
大量のスズメバチ!!
『いやぁぁぁ~ 怖い⁉️』
『絶対ドア開けないで‼️』
ただよくよく見てみると
スズメバチに擬態したアブでした
アブごときに私の進撃を
止められるものかっ!!
引用:進撃の巨人
意を決してドアを開けます
『まさか 行くつもり⁉️』
『虫よけ位持ってきてますよね❓』
勿論
持っとりません
そんなもん‼️
アブの群れを振り払い
灯台の入口に到着
熊出没注意・・・
熊ごときに私の進撃を…
引用:ゴールデンカムイ
無理だよ~~( ;∀;)
意気消沈していると
横にトンネルが
中を進み
抜けた先には海が
海岸迄続く階段があるので
下っていきます
海岸に到着
『わ~ 何か秘島って感じ🎵』
『岩で太陽が隠れてしまってる
のが少し残念ね』
『よし ここにしよう‼️』
鞄から三脚を取り出す馬ジロー
この旅で抱いたもう一つの目的
それは
3人で写真を撮りたい!!
というのも
どこ行っても観光客は居るもの
なのでこれまでは
加工等で対処していたのですが
1枚位は旅の記憶に残したい‼️
幸運にも私達以外誰も居ません
条件は整っています
後は撮影方法ですが
実は馬の被り物
恐ろしく視野が狭いですよ
※被り物から見える風景
なので自撮りは
ほぼ勘です
結果自身を撮るだけでも
10枚程度は撮り直しになるのに
まして今回は3人
しかも私とまさみ達のサイズは
全然違います
その調整も私一人で
行わなければなりません
日没が迫ってきました
さらに携帯の電池も残り僅かに
予備バッテリー持ってないのかって❓
もう言わせないでくださいよ
チャンスは僅か
時間と電池が持つ限り
トライ&エラーを繰り返します
一回目
『その位置だと遠すぎ~』
二回目
『もう少し寄れないかな❓』
三回目
『ちょっと 私達の顔が映ってない‼️』
『手が入らないように出来ないかな❓』
う~ん 難しいなぁ
そして
携帯の電池が
おなくなりになりました
『あ~あ 終わっちゃった』
『電池が切れる直前の写真に
賭けるしかなさそうね』
帰宅後、携帯を充電
直前に撮影した写真がコチラ
ラスト
あ”あ”ぁぁぁぁ 失敗した~
もぅ馬鹿ぁー!!
完
距離にして約500km
4篇に渡ってお送りした珍道中
これにて幕引きです
長くなり大変恐縮ではありましたが
最後迄お付き合い頂き
誠にありがとうございました。
したっけ またね~✋